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2012年4月8日日曜日

コミック版「キック・アス」


 クロエ・モレッツの映画「キック・アス」が気に入っていたので、原作コミック版を読んでみた。なかなか面白かった。




 大まかなアウトラインは映画版と同じだったけど、若干のディテールや結末が違っていた。この場合、映画がコミックの内容から変えて描いたという事なんだけども。

 悪く言えば地味、よく言えばリアルな展開。映画公開当時、コミック版と違うラストであることについてファンが憤慨したとか聞いたけども、気持ちがわかる。地味でリアルな点こそ、コミック版キック・アスの味だと思った。

でもこれでは、一般ウケはしないね。自分は好きだけども。

 なので劇場版は、原作のリアルさに着目しつつも、あくまで「ヒーロー映画」を目指して作ったんだろう。劇場版は何だかんだで「華」があるもの。(ここでいう華とはクロエ・モレッツだけじゃなく、キック・アスの活躍とか、演出とか、色々と含めて、ね。)
 原作の路線やボンクラ魂は、エレン・ペイジの「スーパー!」に受け継がれていると思う。(テーマはまるで違うんだけども。)



2012年3月6日火曜日

漫画「ARMS」について


昔、週刊少年サンデーで連載されていた漫画「ARMS」。数々の名シーンや名言を残し、今尚多くのファンを魅了する快作。この中で、序盤の宿敵「キース・レッド」が主張した持論が、今でも心に突き刺さって離れない。



キース「追い詰めた敵を、更なる恐怖へ突き落とす為に、与えるべきは何だと思う?」

部下「絶望、でしょうか?」

キース「いや。・・・希望だよ。」




 弱者が今にも敗北せんとする状況の中で、もし希望の光が微かに挿し込んだなら、それは並以上の輝きをもって、弱者に期待を持たせる。・・・そして、もしその希望が潰えてしまったなら、その反動は弱者の心を凄まじく深くえぐり取り、ただ敗北する以上に精神的ダメージを受ける。そう、立ち直れない程の痛みを伴うダメージを。

だから、生半可な希望は、災いの元だ。