2013年7月6日土曜日

インド映画「きっと、うまくいく」。これは面白かった! インドのエリート工業大学に入学した、とある3人の学生時代と、その彼らの10年...





インド映画「きっと、うまくいく」。これは面白かった!


インドのエリート工業大学に入学した、とある3人の学生時代と、その彼らの10年後のお話。


大学の「点取り教育」に反抗して無茶苦茶なことばかりするが、頭が良くてとても優しい学生ランチョー、動物写真の才能があるのに、親の押し付けでエンジニアの道を歩んでいるファルハーン、貧乏な家に育ち、いつもお祈りやお守りに囲まれながら不安に生きているラージュー。


ランチョーは、ファルハーンとラージューを無理矢理自分のペースに巻き込んでいき、3バカ(3 idiots)トリオとして校長から目をつけられてしまう。しかし、やがてファルハーンとラージューは、ランチョーの生き方に魅了され、数々の「大切な事」に気付かされていく。


そしてその十年後、なぜかランチョーは、行方不明になっていた・・・。


話自体は簡単で分かりやすいけど、脚本の質が良いから素直に楽しめる。誰かに敷かれたレールの上じゃなく、自分の道を歩みたくなる映画。現在の教育の在り方に疑問を投げかけもしていて、見た後は、自分の今までとこれからのことを、不意に考えふけってしまう。


約3時間もある映画なのに長さが気にならないくらい、すんなりとストーリーに入り込めるのが凄い。踊りのシーンもゴージャスで、歌も良い。特に、タイトルになっている「きっと、うまくいく(All is well)」の歌と踊りは、楽しいし勇気を貰える傑作だと思った。


日本人からみると下品に見えるギャグもあるけど、ぜひ万人に観てもらいたい映画だった。


(ただ、気になるのは、ギャグワードとして「強姦」という言葉が連発したシーンがあったこと。今のインドの状況だと、ちとワロエナイ。)




via Tumblr http://hohmannorbit.tumblr.com/post/54753118638

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