2012年2月29日水曜日

雑記


今朝の通勤時間、雨が降っていたので、職場まで歩いて行くことにした。

職場に到着すると、足元が濡れてしまって、靴下までベショベショ。

よく見ると、大好きな赤ライン版オニツカタイガーの「かかと」に穴が空いていた。

そりゃ水が染みるわけだ。

このカラーはオニツカタイガーの4足目で、一昨年の2010年正月にパルコで買ったのを覚えてる。

通勤で歩く機会が増えたので、2年で潰れても仕方ないか。

もう一足、赤青のレトロカラー版オニツカタイガーを持っているけども、履ける靴は最低2足ぐらいは常備したい。

一足買い足そうかな。

勿論、次もオニツカタイガー。春の新色が発売されているはず・・・。


2012年2月28日火曜日

シャーリーズ・セロン真骨頂「ヤング≒アダルト」


昨日土曜日に見た「ヤング≒アダルト」
この邦題、どうかなーって思う。作品のテーマをヘンに捉えてる。



 ちなみに、USポスターの「Everyone gets old. Not everyone grows up.(人は皆年を取る。しかし皆が「成長」するとは限らない)」というコピーがなかなか良い。


ストーリー −allcinema−より抜粋
 ”ヤングアダルト小説のゴーストライターをしている37歳のバツイチ女性、メイビス・ゲイリー。都会でそれなりに華やかな一人暮らしをする彼女は、かつての光り輝いていた高校時代の気持ちを卒業できず、いつしか大きくなってしまった周囲とのギャップにも未だ無自覚なまま。そんなある日、高校時代の恋人バディから、赤ちゃんの誕生祝いパーティへの招待状が届く。それを見て衝動的に帰郷するメイビス。なんと彼女は、バディはいまでも運命の相手であり、再会すれば必ず自分のほうを向いてくれると信じていたのだった。”
 
 とにかく、サイテーにムカツク主人公メイビスを演じるシャーリーズ・セロンが圧巻。彼女は既にモンスターでオスカー受賞済み。一度受賞してしまうと、二度目は相当がんばらないと受賞できない傾向にあるので、今年のアカデミー賞にはノミネートすらされず。(ゴールデン・グローブ賞コメディ部門でノミネートされたけども)でも、誰が見ても評価されるべき熱演で、改めてファンになった。

 本作のジェイソン・ライトマン監督は、アイヴァン・ライトマン監督の実の息子。親の才能を引き継いでいるのか、過去3つの監督作は、全て好きだ。特に「マイレージ・マイライフ」はカナリの良作。(というか、主人公を自分と被せて見てしまう・・・。) そんなJライトマンの最新作も、テーマは「世間に置いて行かれる変われない人間」がテーマ。

 監督の、なかなか面白いインタビューがあった。

 ”メイビスが今でも当時の音楽を聴くのは、彼女の人生で一番意味のあった時期を取り戻したいという欲求の表れでもあるんだよ”

 なかなか痛いこと言いますなぁ。

 シナリオは全体的にもうちょっと練って工夫すべきだったんじゃないかと思う。でも物語のラストのオチシーンが良い。メイビスとマットの妹との会話の中でメイビスが「フッと腑に落ちる」のが見て取れるシーン、これにはシビれさせて頂いた。何気ない会話なんだけど、何かに気付くCセロンの様子がGOOD。シナリオの観点としても、あのシーンの配置タイミングは特に良かったと思った。結局、メイビスは、性格そのまま都会へ帰っていくけども、彼女は明らかに前進をしていると思うし、彼女のこの先はもっといい方向に行くような気がする。

 メイビスにとっての「いい方向」が、客観的に見て「幸せな人生へ向かう方向」かどうかはわからない。でも結局のところ、Going My Wayなのだね。(陳腐)



2012年2月27日月曜日

的中率5/6。波乱は・・・無しだ。

本日、米アカデミー賞の発表が行われた。
昨日の予想と結果を比較してみる

<答え合わせ>

作品賞:アーティスト >正解!
主演男優賞:ジャン・デュジャルダン (アーティスト)>正解!
主演女優賞:ミシェル・ウィリアムズ (マリリン)>不正解
助演男優賞:クリストファー・プラマー (人生はビギナーズ)>正解!
助演女優賞:オクタヴィア・スペンサー (ヘルプ)>正解!
監督賞:ミシェル・アザナヴィシウス (アーティスト)>正解!


主演女優賞だけ外したなー。
ミシェル・ウィリアムズに獲って欲しかった・・・。

脚色賞(小説等、原案が存在する映画の脚本賞のこと)に、ファミリー・ツリーが入ったのは嬉しかった。アレクサンダー・ペイン監督おめでとう。でも、サイドウェイでも脚色賞だったことを考えると、やはり今回は更に先の結果であってほしかった。残念。

波乱が全く無い結果だったので、これだけ当てて当然か。
とくに助演男優賞のクリストファー・プラマーの場合、他の映画賞を全部総ナメしてたから、99.9%獲ると分かってた。ただ、去年「ザ・ファイター」で助演男優賞を獲ったクリスチャン・ベイルの演技を思い出すと、今年はレベルが低かったと感じてしまうんだ。


2012年2月26日日曜日

2012年(2011年度)アカデミー賞予想


日本時間の明日は、アカデミー賞の授賞式。
年に一度のお祭りの日だ。
主要5部門の予想を上げてみて、明日復習しようと思う。


<予想>
作品賞:アーティスト
主演男優賞:ジャン・デュジャルダン (アーティスト)
  ※主演男優賞・自分の希望:ジョージ・クルーニー (ファミリー・ツリー)
主演女優賞:ミシェル・ウィリアムズ (マリリン)
助演男優賞:クリストファー・プラマー (人生はビギナーズ)
助演女優賞:オクタヴィア・スペンサー (ヘルプ)
監督賞:ミシェル・アザナヴィシウス (アーティスト)
  ※監督賞・自分の希望:アレクサンダー・ペイン(ファミリー・ツリー)




●「ヘルプ」は、未だ日本未公開だが、同作品から2人の助演女優賞ノミネートというのはあまり例の無いことのはずなので、恐らく、どちらかの女優が受賞してしまう気がする。で、ゴールデン・グローブ賞を既に受賞しているオクタヴィア・スペンサーかな、と。


●アーティストも日本未公開。ただ予告を見ると、古き良き時代の映画を思わせるストーリーと表現が垣間見れて、いかにも良作!・・・な洒落臭い雰囲気がプンプンしてくる。しかも先日の報道で明らかになった、アカデミー会員の年齢・人種・性別を鑑みると、本作は彼らのドストライク映画なのではないか?


●アレクサンダー・ペイン監督が、傑作「サイドウェイ」から7年のブランクを経て作り上げた「ファミリー・ツリー」。自分は前作サイドウェイの大ファンで、さらにその前作アバウト・シュミットも好きなので、ファミリー・ツリーが評価されるのは非常に嬉しい。監督賞は恐らくアーティストに獲られてしまうとは思うけども、個人的希望としては、ペイン監督に獲って欲しい思いだ。



2012年2月24日金曜日

2012年2月23日木曜日

見つけやすさVS使いやすさ

オライリー本「アンビエント・ファインダビリティ」からの一言。



「ファインダビリティは、ユーザビリティより優先されるべきである。

 なぜなら、見つけられなければ、そもそも使われることも無いのだから。」



はたして、この観点に、職場の人間が何人気付いてくれるか・・・。

この、「アンビエント・ファインダビリティ」という本、無茶苦茶が付くほど面白かった。


2012年2月22日水曜日

これはひどい



 映画を評価するにあたって、過去に培ったノウハウや価値観を照らし合わせることは、正当な審査方法だと思う。だから、老人の下す映画批評は間違いだなって思っちゃいないし、そういう人がアカデミー会員にいたところで、それ自身に文句はない。

ただ、そういう人達「だけ」でいいわけじゃい。

 映画に限らず、創作・表現・アートなんかの類は、人の心に対し、どれほど影響を与えたかを考えることが価値判断として重要になると思う。で、その影響力の総体が、その作品の世間的価値・一般的価値になる。影響力の総体とは、その時々に生きている人の気持ちを集約したものと同等。言い換えるなら、「その時代の気持ち」の集約だ。すなわち、今この時代を生きている20代、30代、40代の評価も取り入れてこその「その年のアカデミー賞」だと思う。なのに、多様な人種の人々が存在するこの世の中で、なぜ平均年齢62歳とか白人ばっかとか、そういう会員ばかりなってしまうのか。

これはもう、時代を反映してないんじゃないだろいうか。

2012年2月21日火曜日

キック・アス2 !?


これは興奮を隠しきれない。



クロエがいなきゃ嫌だ!
そしてクロエが小さくなきゃ嫌だ!!


画像下部の解説、「大ヒットコメディ」って。
あれってコメディか?幼女が目の前で親父を殺される映画なのに。

でもどちらかというと、マカヴォイXメンの方が楽しみ。
マシュー・ボーンがXメンを優先してくれてよかった。


2012年2月20日月曜日

日本未公開「マージン・コール」


以前取り上げたマージン・コールが、今年のアカデミー賞の脚本賞にノミネートされた。



ストーリー −Amazonより抜粋−
”2008年、ニューヨーク。ウォール街の投資会社で大量解雇が始まった。解雇対象となったエリックは、アナリストのピーターに「用心しろよ」と意味深な言葉を残しUSBメモリーを託す。原子物理学の博士号を持つピーターは、その部署でリストラから生き残った数少ない1人だった。その夜、エリックから引き継いだデータを調べるピーターは、会社倒産をも招く危機的事態に気付き上司のサムに報告すると、深夜、緊急の重役会議が開かれることになる。8兆ドルもの資産の命運を左右しかねない状況で、彼らは経済的・道徳的にも崖っぷちに立たされることになっていく。決断の時は、刻一刻と迫ってきていた・・・。”



 ドキュメンタリー「インサイド・ジョブ」は、実際の金融商品のメカニズムについて解説し、理解した前提で話が展開するせいで、なかなか難解なストーリーになっていた。でも本作は、内容理解において複雑な金融知識はそれほど必要ない。「人は、自らの行いに起因して引き起こした絶望的危機に直面したとき、どんな心理に陥るのか、何を第一に考えるのか」といったコトを中心に描いた、あくまで「人間ドラマ」だった。
 金融危機の背景がある程度わかっていないと、この恐怖感は伝わらないかもしれないけど、もし予備知識がある程度あるのであれば、カナリ楽しめる・・・じゃなくて、ウォール街の連中に対する腸煮えくり返る思いを堪能できる。

 シナリオのテンポはソコソコGood。翌朝訪れる恐怖の瞬間に向けての対策を夜通し行う緊迫感が良い。まるでテスト前夜に徹夜でテスト勉強をしていた時代に経験したような、異様な高揚感を味わえる。
 怖かったのが、デミ・ムーアとサイモン・ベイカーがエレベーターの中で、掃除のおばちゃんを間に挟んで会話をしているシーンだ。おばちゃんの存在に気付きつつも、それを眼中に入れず、社長に責任追求された際の対応について話し合っていた。この期に及んで、自らの保身に走り、下々の人間には気にもとめていない感じが象徴的に描かれているシーン。寒気がした。

 ラスト。社長のやり方を嫌悪し、退職を検討するも、カネのために会社に残る決断をしたケヴィン・スペイシー。彼は離婚しているが、最期、唯一の家族だったと思われる愛犬を亡くしてしまう。悲しみにくれる彼は、この先どんな人生を送ることになるのか。 結局、カネは人を潤すものではなく、本質的幸福は他にあるんだと思った。

 ところで、序盤にエリックへ解雇通告を行った人達は、「マイレージ・マイライフ」でジョージ・クルーニーが演じていた「リストラ宣告人」のような人だ。本当にあるんだ、ああいう職業。


2012年2月19日日曜日

ブルーバレンタインを見て


 昨週観た「ブルーバレンタイン」についていろんな批評サイトを見てみたが、だんだんと考えがまとまってきた。自分が見終わった時の「あれ、なんだこの映画は?」な感覚は、結構マトを得ていたのかもしれない。



ストーリー −allcinemaより抜粋−
” かつてはあんなに愛し合っていた結婚7年目の夫婦、ディーンとシンディ。かわいい娘と一緒に暮らしながらも2人の間の溝は深まるばかり。上昇志向が強く、努力の末に資格を取り、病院で忙しく働くシンディにとって、朝から酒を飲み、まともな仕事に就こうとしないディーンの無気力ぶりが歯がゆくてならない。一方のディーンには、シンディがなんでそんなに多くを求めようとするのかが分からない。お互いに不満と苛立ちばかりが募ってしまう。やがてディーンは、危機に陥った夫婦関係を修復すべく、気分を変えようとシンディをラブホテルへと誘うのだが…。


 出会った頃の二人と、別れる直前の二人の描写を、同時並行的に織り交ぜた話になっていて、まるで先日見た「500日のサマー」のような構成になっている。ただし、「500日のサマー」が完全に青春映画だったのとは対照的に、本作は完全に大人の愛について語るもので、一つ一つの演出が現実的だ。

 特に、別れの時間軸にて描かれている二人の心の行き違いを、絶望的なまでの落差を、見えにくい形で、それでいて確実に描いている。自分が見ても気づかなかった重要ポイントが数多くあり、他の批評サイトを見て、ナルホドと改めて感心させられたところ。

 本作は俳優の演技に対する高評価を集めていて、ライアン・ゴズリング、ミシェル・ウィリアムズは、幾つか映画賞でノミネートに至っている。ただ話によると、本当にすごいのは、その背景にある演出なんだとか。というか、そもそも、演出なんてなかった、のこと。監督は演出指示を一切出さず、俳優にシナリオだけ理解させ、「あとは任せる、好きにやれ」という感じで丸投げしてしまったんだとか。(町山氏情報)でも、それがあったこそ、俳優自らが考えて感情を出し、結果的に「作られてない、自然な雰囲気」を出すことに成功したんだね。

 本作は、出会った頃と別れる頃、どちらかが主軸だということは決めていないだろうというのが大方の人達の見解。そして、「あんなに愛しあった二人が、こうも覚めてしまうものなのか」という感想も、概ね一致するところ。
 ただ思うのは、シナリオレベルの作り込みは、別れる頃の方がかなり濃いのではないかということ。それは、付き合い始めた頃の、バブル経済のような実の無さに対し、別れる頃の、地に足ついた実体感を描く対比構造を際立たせる役に立っていると思う。

 つまり、2人の恋愛・結婚の成り行きを見守る映画であるということよりも、愛が実体のないものであるという事を、固定視線で客観的に見ることができる映画ではないかと思う。当たり前の話なんだけど、それが付き合い始めた頃には気づきにくいから。

 そしてこの映画は、「実体のない愛」に、実体を持たせることはできるのか?何があれば実体を持たせることができるのか?そもそも実体とは何か? といったことを問いかけてくれる映画でもある。

 監督の育った家庭は、まさにこんな夫婦だったらしい。だからこそ、初期の燃えあがるような恋愛に対しては、一線身を引いてから見ることができる人なんだろう。そんな監督の思いを疑似体験できる映画なんだと思った。いろんな人に見て欲しい映画だなー。

結局、タイトルの意味は分からず終い。青いバレンタイン?冷たいバレンタイン?覚めたバレンタイン?





2012年2月18日土曜日

アベンジャーズ・スーパーボウルトレイラー


 アメリカのスーパーボウルのTV放映では、他の番組では類を見ない高視聴率を獲得してしまうので、CM枠が他の番組よりもとてつもなく高価なことで有名だ。そして、その注目度の高さから、枠を買った各社は、かなりお金をかけて作った、こだわりのコマーシャルを毎年流している。有名なAppleの1984も、スーパーボウルで流れたCMだ。
 映画の予告編なんかも流れるが、この枠を使った予告編は、劇場予告編では公開さていない映像を利用した、スーパーボウル用完全オリジナル版予告編として再編集されてある場合が多い。マトリックスも、リローデッドの際にこの枠オリジナルの予告編を流していた。これを通称「スーパーボウル・トレイラー」と呼ぶ。(そのまんまだが)

今年のスーパーボウルで最新予告編を流した映画は、アベンジャーズ。



やっぱりアイアンマンしかカッコよくないんじゃないか?
そしてなぜいつもハルクはオチ扱い?


2012年2月17日金曜日

日本インターネット映画大賞 2011年





「ですよねー(笑)」な2作が邦画・洋画ともにトップの座に。

 昨年度アカデミー賞作品賞を獲得した英国王のスピーチが、ココではブラック・スワンに負けている。英国王のスピーチは、自分としては微妙な作品であった。コリン・ファースもジェフリー・ラッシュも感動させてくれはするんだが・・・。


2012年2月16日木曜日

LEGOの全て。「The Cult of Lego」


こんな本が発売されたんだそうだ。
「The Cult of Lego(カルト・オブ・レゴ)」
タイトルがすごく挑戦的。



いろんな作品がスタイリッシュな構図で紹介されていて、どちらかというとアートブックとしての価値を感じる一冊。

以下は、紹介文の抄訳・・・。
 ”レゴは、ただのオモチャじゃない。この「Cult of LEGO」はLEGOの作品やコミュニティを通して、LEGOブロックによるスリリングなイラストツアー体験をさせてくれる1冊だ。
 プロアーティストのNathan Sawaya、動画製作者のDavid Pagano、謎の人物人Ego Leonard、そして、数えきれない時間をLEGOに費やしてきたAFOLs(adult fans of LEGO−レゴのおっきいお友達)達の歩みを垣間見ることができるのだ。
 この本はまるで、LEGOコミュニティによる複雑かつクリエイティブな作品のショーケースだ。等身大のステゴサウルス、縮小サイズのヤンキー・スタジアム、第二次大戦中の戦艦、LEGO・マインド・ストームによるチェス・セットに、驚愕すること間違いなし。さらには、レゴ・ファンによる集会の模様も紹介されているし、セラピー、プロトタイピング、チームビルディングに利用できるLEGOの違った側面を発見できる。
 John BaichtalとJoe Menoが見せてくれる壮大なるLEGO世界は、ブロック作品に限らず、ありとあらゆる作品作りに対し、ヒラメキを与えてくれるだろう。”

うーん、これは欲しい。


2012年2月15日水曜日

ギレルモ・デル・トロ監督情報


これは個人的には大ニュース。




ギレルモ・クリーチャーとして生まれ変わる「野獣」に期待!!

現在撮影中の「Pacific Rim」というものも気になりますな。
話によると、未来世界で人類が巨大クリーチャーと戦うんだとか。
デル・トロ監督に適任すぎるだろコレ。


2012年2月14日火曜日

これは戦争だ!「This means War」


クリス・パインとトム・ハーディ共演のアクションコメディ。
優秀なCIAエージェントが、同じ女性に恋をして・・・?

くだらなそうだけど、面白そうだ。



2012年2月13日月曜日

ダークナイト・ライジング 続報





ハービー・デントがああ!
光の時代の終焉が訪れつつある・・・てことか。
この写真を見ただけで「今ふたたびバットマンの力が必要なんだ!」という熱い思いがこみ上げてくる。



やっぱりティーザートレーラーで公開されていた迷彩バットモービルは敵のようだ。
ウェイン・エンタープライズの極秘資料が、なぜ漏れた?

気になる気になる。

あああ、あと半年か・・・。



2012年2月12日日曜日

ブルー・バレンタインな二人はシングルに。


今日は劇場で2本鑑賞。


●ブルー・バレンタイン



 観た後、不思議な感覚になる映画。ああぁ、終わった、・・・って、え? みたいな。なんだこの映画?

 批評を幾つか見てみると、その奇妙な経験の意味が分かってきた。
もう少し勉強が必要なので、整理してからまとめることにする。

 ブルー・バレンタインとはどういう意味だったんだろうか・・・。







●シングルマン



<ストーリー −allcinemaより抜粋−>
 ”1962年、ロサンゼルス。大学教授のジョージは、16年間共に暮らしたパートナー、ジムを交通事故でなくして以来、8ヶ月に渡り悲嘆に暮れていた。そして今日、その悲しみを断ち切り、人生に終止符を打とうと決意する。身の回りを整理し、最期を迎える準備を進めていくジョージだったが、大学ではめずらしく自らの信条を熱く語り、ウンザリしていた隣家の少女との会話に喜びを感じ、かつての恋人で今は親友の女性チャーリーと思い出を語らい合うなど、その日は些細な出来事がいつもと少し違って見えるのだった。そして一日の終わりを迎えようとしていたジョージだったが、そんな彼の前に教え子のケニーが現われ…。”

 ファッションデザイナーのトム・フォードが監督をしたという異色作。
 ストーリー展開に特別惹かれた点は無いんだけども、映像の美しさが良い。美のセンスを持っている人は何をやらせても美しいものを作ってしまうのか、と感心してしまった。これでシナリオの演出まで巧みであったら、傑作になっていたのではないかと、惜しい気分。感性を磨くためにこの映画を見ると、参考になるのでは?



2012年2月11日土曜日

「善き人」のための「ショットガン」


今日は名古屋のセンチュリーシネマで2本の映画を見た。


●ヴィゴ・モーテンセン主演 「善き人」






<ストーリー −allcinemaより抜粋− >
”1930年代、ナチス台頭のドイツ。ベルリンの大学で文学を教えるジョン・ハルダーは、家族思いの善良で平凡な男。ところがある日、安楽死をテーマにした彼の小説がヒトラーに気に入られ、渋々ながらも入党せざるを得なくなる。しかしジョンには、モーリスというユダヤ人の親友がいた。生き延びるためのやむを得ない選択ながら、モーリスへの後ろめたさに苛まれるジョン。やがて、ユダヤ人への弾圧が激しくなる中、ジョンはモーリスの国外脱出を手助けしようとするが…。”


いやぁ、今度のヴィゴ・モーテンセンはいい人だった。
いつもいい人だけど、今回はいい人に輪をかけていい人だった。

政府には誠意を持って協力した。
友人にも、可能な限り強力した。
別れた妻にだって恨まれてない。
悪い事は何一つせず、人の役に立ちながら生きていた。
人として尊敬されるべき人だったよ。


ま、友人は多分死んじゃったけどね。


しかも、モーテンセンのせいで。


なんでだろうね、悪いことをしていないのに。




・・・ヴィゴはどうすればよかったというのか。政府を裏切ってユダヤ人の友人を逃し、自らが処刑されればよかったのか。彼には結局、どちらに転んでも悪い方にことが運ぶ運命しか与えられなかったんだろう。
 善き人として生きたおかげで、自らは生き長らえることができた。でも、それと引き換えに、自ら望むことをしてきた結果、相反する結果に「必然的に」至ってしまった。時代のせいと言ってしまえばそれまでだが、生きる時代をヒトは選べない。
 じゃあそんな中で、自分はどう生きたいのか?どうありたいのか? 平和に生きていたいのか、命を賭して他人を守る人生を送りたいのか、それを自分でイメージしておくことが、やっぱり大事なんだと教えてくれる映画だった。










●グラインドハウスのスピンオフ第二弾「ホーボー・ウィズ・ショットガン」




<ストーリー −allcinemaより抜粋− >
 町から町へと流浪する、くたびれた初老の男“ホーボー”。彼がやって来たのは犯罪組織のボス、ドレイクが牛耳る暴力に支配された町ホープタウン。ドレイクの息子たちスリックとイヴァンが残虐な殺戮を繰り返しても、住民はおろか警察すらも見て見ぬふり。ホーボーも娼婦アビーを助けたばかりに痛い目に遭ってしまい、以後はよけいなことはせず静かに暮らしていた。そんなある日、質屋で強盗現場に出くわしたホーボーは反射的にショットガンを手にするや強盗を始末する。これで目を覚ましたホーボーは、以来町のクズどもを次々と血祭りに上げていく。やがてそれは、ドレイク一族との凄惨な全面対決へと発展していくが…。


 「ショットガンを持ったホーボー(ホームレス)」って設定自体が既に滅茶苦茶なんだけど、中盤までは思ったより話のスジが結構面白かった。こんなヒデェ町あるかよ!!とは思うけども。で、やっぱり後半からグラインドハウス色が広がり始めた。もう無茶苦茶(笑)さすが18禁。公式が言うとおり「修正不可能」だこりゃ。

 でも面白かった!! これを劇場で見た!というのは話のネタになるかな?

 ただ本作の一番の収穫は、ヒロインのアビーを演じていた「モリー・ダンズワース」の存在を知った事だ!いやぁ、この娘はかわいい!



経歴を見たが、この「ホーボー」が映画初出演だったみたいだ。(過去にはカナダでドラマメインで出演していた?)これから他の作品に出てくれるとうれしい。



2012年2月10日金曜日

009 RE:CYBORGの予告を見て・・・


攻殻機動隊SACシリーズの神山健治監督の手によって、名作サイボーグ009が復活する。


その名も、「009 RE:CYBORG (リ・サイボーグ)」。




この予告を見て言えることは、ただひとつ。



オマエラ誰だ!?


2012年2月9日木曜日

ボーン・シリーズ再始動


ボーン・アルティメイタム以後途絶えていたボーンシリーズは、
主演にジェレミー・レナーを迎え、再始動する。

その名も、「THE BOURNE LEGACY <ボーン・レガシー>」




あなたホンマかっこいいっすわ。ジェレミー・レナー。
マット・デイモンことボーンの「遺産(レガシー)」、それが彼ってわけですか。


2012年2月8日水曜日

青春のアクションゲーム


 昔ハマったテレビゲームは? と聞かれると、だいたい思い浮かぶのが、ロックマンシリーズ、バイオハザードシリーズ、スパⅡ、初代デビルメイクライ、グランディアだ。こうやってタイトルを眺めていると、カプコンさんにはホントお世話になりっぱなしの人生だな。

 先日、iPhoneアプリで、「ロックマンX」をダウンロードした。ロックマンシリーズの中でも、このタイトルは相当やりこんでいて、今でも思い出の作品だ(笑)



 あんな薄っぺらい端末で、ロックマンXを楽しめる日が来るとは、想像すらしなかった。おまけにiPhoneのRetinaディスプレイのおかげで、画面がめちゃめちゃキレイ。



 あっという間に波動拳ゲット。

 しかし、全体的に難易度が落ちているな。
 コントローラパッドを使用せず、タッチパネル上でカーソル操作やジャンプボタン、攻撃ボタンを操作するので、ちょっと操作性が悪いからそのへんを考慮して難易度を下げているのかも。




2012年2月7日火曜日

園子温監督「冷たい熱帯魚」


あまりにエグい描写のため、R18指定を受けた、「冷たい熱帯魚」のリバイバル上映へ行ってきた。



 おもしろかったけども、他のヒトには決してオススメできない。血と暴力と性の雨嵐。

 骨、血、肉に徹底した有機質感を与える反面、それ以外の要素を徹底的に無機に描いていた。こうすることで、「肉体・肉塊こそ「生」の観念の根源であり、「生」の証である」という主張がヒシヒシと伝わってくる。ヌルい人間社会に慣らされた我々へのメッセージだ。




 吹越満「人生ってのはなぁ!!痛いんだよぉ!!!!」

 これは名シーンだ。



 ただ、暫く生肉を見ることはできないな。

2012年2月6日月曜日

ムスカの功罪



「ヒトはなぜ、バルスと叫ぶのか。」



 今日はアメリカのアメフトチャンピオンを決める優勝決定戦「スーパーボウル」の日。全米が最も熱狂する日だ。勝者はニューヨーク・ジャイアンツ。優勝の瞬間、なんとツイッター上で1秒あたりのツイート数が12,233を超えたらしい。さすが全米注目のイベントだ。

 ただし、実はこれは世界記録じゃない。

 なんと世界1位は、昨年12月9日に日本テレビで「天空の城ラピュタ」が放映されている際に記録されたツイート数なのだ。その数値は「25,088ツイート」。驚異的な記録と言わざるを得ない。結局、今日のスーパーボウルの記録は、アメリカ国内記録は第1位ではあったものの、日本のラピュタの記録には全くと言っていいほど届いていなかったわけだ。

 まぁこれ、どう考えても「バルス」の瞬間なわけで、今まで再放送の度に「2chの鯖(サーバー)殺し」として恐れられてきた恒例イベントを背景に考えれば、特別驚くような事ではない。(ネタとしては爆笑モノではある。)



ちなみに、今日のスーパーボウルのツイート記事はこちら



そして、昨年12月9日のラピュタ放映時の報道はこちら。
 −TechCrunch−

 当時、アメリカのニュースサイトTechCrunch(シリコンバレーのスタートアップに関する情報を主に扱う)でも、大々的に報じられた。ただ、本文中で「バルス」について触れてないようだ。さすがにアメリカ人だと「バルス」の持つ意味と団結力なんて知っちゃこっちゃないわな。



2012年2月5日日曜日

草食系男子爆死確実「(500)日のサマー」:update


インセプション、ダークナイト・ライジング等、今もっともノリにノッてる俳優こと
ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演の「(500)日のサマー」。
予告通り、DVDをレンタルして見てみた。

久々に出会った「お前は俺か!映画」だった。





ストーリー −YouTubeより抜粋−
”トムは建築家を夢見て、グリーティングカード会社で働く日々。ある日、秘書として入社してきたキュートなサマーに一目惚れ。トムは運命の恋を夢見る男の子、一方サマーは真­実の愛なんて信じない女の子だった。まったく正反対のふたりの500日の恋のゆくえは?”


<ネタバレ注意>


 ジャンルは、ミニシアター向けの「洒落臭いオシャレムービー」。作品全体の雰囲気だけ見れば、女性にはそこそこオススメできる内容。観ていて清々しい。しかしながら、本作は完全に、草食系男子ジョセフ・ゴードン=レヴィットの視点から見た片思い映画なので、女性みんなが共感し好きになれるかどうかは、ちょっとわからない。update:特に、いかにも草食系なイジイジとしたジョセフの雰囲気や、その反面、感情が勝手に邁進→慢心→暴走してしまうところ、またイザというときに頼りにならなかったりするところなど、むしろ嫌いになる女性も多いんじゃないだろうか。

 完全に共感ができなくてもストーリーが魅力的ならばそれで良いんだ。完成度の高い作品は、どんな内容であれ鑑賞者の意識を引き込むことができるものだから。でも、この作品のシナリオには、ぼちぼち目立つ難点があって、完成度という面では褒められたもんじゃないと思う。

例えば、
・ゾーイはジョセフの事を恋人だと思ってないのに、気持ちが入り過ぎてる。
 (ゾーイの演技というより監督の指示だと思うけど。ジョセフはGood。)
・ゾーイの美人設定を活かす仕掛けが少ない。
・幽霊キャラが多い。 せっかくクロエ・グレース・モレッツも出演してるのに、終わってみれば居なくてもいいキャラだったし。 >これが一番痛い。

 全体として、広げた風呂敷をたたみきれてなかったり、設定と実際の雰囲気に違和感と感じたりとか、多様な矛盾を感じた時間が多かったね。話のまとまり感が薄く、シメるとこシメてないってことかな。

 批評投稿サイトを観ていたけども、映画の感想が、鑑賞者各人の恋愛観に沿って描かれてて、賛否両論という感じ。つまりこの映画は、話の構成が未熟なために「主人公たちに共感できるかどうかが作品を好きになるかどうかを分ける」ことになる。だからこその序盤のコメント、すなわち女性全員に勧められるわけではない、という主張に繋がるわけ。



で、じゃあ自分はどうなのかと?


・・・


AmazonでDVDをポチりましたが、何か? 

ラストはとても気に入ったし。


<おまけ>

また貼付けておこう。







2012年2月4日土曜日

ゲイリー・オールドマン主演「裏切りのサーカス」


今年のアカデミー賞では、ゲイリー・オールドマンが主演男優賞にノミネートされてる。彼が屈指の演技派俳優である点は世界中の誰もが認めるところ。でも意外なことに、彼のアカデミー賞ノミネートは今回が初めてなんだとか。で、その対象となった彼の出演作が、「裏切りのサーカス」日本公開は4月21日で、まだ公式サイトすら立ち上がっていない。




この予告編動画は、個人が有志で字幕を付けた動画みたい。誰かは知らないけど、ありがとう!


< ストーリー −映画.comより抜粋− >
”1960年代のロンドン。ある作戦の失敗でイギリスの諜報機関サーカスを引責辞職したジョージ・スマイリーに、ある日特命が下される。それは、いまもサーカスに在籍する4人の最高幹部の中にいる裏切り者=2重スパイを探し出せというものだった。”


これ、めちゃくちゃ面白そうや!!
コリン・ファースとトム・ハーディなど、脇を固めている俳優も旬すぎる。絶対見に行く!これは多分ミニシアター限定になりそうだな。


2012年2月3日金曜日

「マージン・コール」と「インサイド・ジョブ」


以前、町山ブログで紹介されていた日本未公開映画「マージン・コール」が、いよいよ本日レンタル開始。この映画は、サブプライムローン崩壊前夜の緊迫した雰囲気をフィクションも交えて映画化した作品だ。



ストーリー −Amazonより抜粋−
”2008年、ニューヨーク。ウォール街の投資会社で大量解雇が始まった。解雇対象となったエリックは、アナリストのピーターに「用心しろよ」と意味深な言葉を残しUSBメモリーを託す。原子物理学の博士号を持つピーターは、その部署でリストラから生き残った数少ない1人だった。その夜、エリックから引き継いだデータを調べるピーターは、会社倒産をも招く危機的事態に気付き上司のサムに報告すると、深夜、緊急の重役会議が開かれることになる。8兆ドルもの資産の命運を左右しかねない状況で、彼らは経済的・道徳的にも崖っぷちに立たされることになっていく。決断の時は、刻一刻と迫ってきていた・・・。”


あちこちで高評価を獲得している映画で、アカデミー賞の脚本賞にもノミネートされた。レンタルするのがとても楽しみだ。




本映画と同じように、ウォール街の異常な金融システムを題材にした「インサイド・ジョブ」という映画がある。こちらは、事実を元にしたドキュメンタリー。ウォール街の連中が如何に強欲で、どのように自分達の都合のいい金融システムを作り上げたのかを暴いている。


劇場で観た時は、あまりの難解さに意味が分からず、途中で置いていかれてしまった。鑑賞者は、金融に関する知識がある程度備わっていないと、一発ですべて吟味するのは難しいかも。でもこの映画も昨年度アカデミー賞のドキュメンタリー賞を受賞している話題作。これは既にDVDとして世に出ているので、いつか見返して復習したい。

ま、視点を変えてみれば「ぱっと聞いてわからないぐらいに複雑・巧妙・悪質なシステムだった」とも言えるわけだ。(笑)


2012年2月2日木曜日

魔法の監視人「Twine」


まぁコレを見てくれ。



素晴らしい。

加速度センサ、温度計、押ボタンなどといった数々のセンシング機能を備えた、水色の直方体。それがTwineだ。
これらのセンサ情報が特定の条件になった時、WiFiを利用して特定の動作(メール、Twitterなど)をさせることができる。

例えば紹介動画にもあるように、
冷蔵庫の中にTwineを入れておけば、冷蔵庫が空けっぱなしにしている事を冷蔵庫内の温度上昇でもって察知して、WiFi経由でユーザーへ警告を発してくれる。何てスグレモノ。しかも設定が超簡単。

市販してくれないかなー・・・。


2012年2月1日水曜日

今日のニュースから一言



●ラサール石井 婚活実った!小池栄子似女子大生とスピード婚<Yahoo!ニュース


 そして今日、たまたまこんな記事を見つけた。
 「イトイさんが語る〜グレイトフル・デッドに「仕事」を学ぶ<日経ビジネスONLINE
以下、引用。
”たとえば、大金持ちの老人が年のだいぶ離れた若い女の子と結婚するみたいなことがあるじゃないですか。みんなは「どうして騙されているのがわからないんだろう、馬鹿だな」って言うけど、そんなことはないんですよ。そのおじいさんはむやみに貯めたお金よりも、その若い子が「ダーリン♪」と言ってくれることの方がうれしいんだから(笑)。”

なるほどね。よかったよかった。