2011年12月14日水曜日

Harmony

書道の最中、
よく先生は「文字と余白のバランスを見よ」と言う。
意味もなく太かったり、ガリガリの適当な線のようでもダメ。

調和が大事なんだそうだ。
調和に、一定の法則は無い。
しかしそれは、文字の上手い下手とは別の次元で確かに存在し、美の要素として大きな力を持つ。


絵画などの美術には、「まるでラクガキのような絵」とされるものが山ほどある。
しかし、一見して誰でも書けそうな絵、技巧を凝らしたとは思えない絵に、常人では到達し得ない調和の境地が見え隠れしていることは多い。



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