2012年2月3日金曜日

「マージン・コール」と「インサイド・ジョブ」


以前、町山ブログで紹介されていた日本未公開映画「マージン・コール」が、いよいよ本日レンタル開始。この映画は、サブプライムローン崩壊前夜の緊迫した雰囲気をフィクションも交えて映画化した作品だ。



ストーリー −Amazonより抜粋−
”2008年、ニューヨーク。ウォール街の投資会社で大量解雇が始まった。解雇対象となったエリックは、アナリストのピーターに「用心しろよ」と意味深な言葉を残しUSBメモリーを託す。原子物理学の博士号を持つピーターは、その部署でリストラから生き残った数少ない1人だった。その夜、エリックから引き継いだデータを調べるピーターは、会社倒産をも招く危機的事態に気付き上司のサムに報告すると、深夜、緊急の重役会議が開かれることになる。8兆ドルもの資産の命運を左右しかねない状況で、彼らは経済的・道徳的にも崖っぷちに立たされることになっていく。決断の時は、刻一刻と迫ってきていた・・・。”


あちこちで高評価を獲得している映画で、アカデミー賞の脚本賞にもノミネートされた。レンタルするのがとても楽しみだ。




本映画と同じように、ウォール街の異常な金融システムを題材にした「インサイド・ジョブ」という映画がある。こちらは、事実を元にしたドキュメンタリー。ウォール街の連中が如何に強欲で、どのように自分達の都合のいい金融システムを作り上げたのかを暴いている。


劇場で観た時は、あまりの難解さに意味が分からず、途中で置いていかれてしまった。鑑賞者は、金融に関する知識がある程度備わっていないと、一発ですべて吟味するのは難しいかも。でもこの映画も昨年度アカデミー賞のドキュメンタリー賞を受賞している話題作。これは既にDVDとして世に出ているので、いつか見返して復習したい。

ま、視点を変えてみれば「ぱっと聞いてわからないぐらいに複雑・巧妙・悪質なシステムだった」とも言えるわけだ。(笑)


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