2012年1月5日木曜日

バウンダリーラインは消えない


 こんな記事を見つけた。





 「日本の捕鯨を止めろ」っていう他国やシーシェパードの要求には従いたくないものの、その要求は正しいのかもしれない。でもやっぱり間違っているのかもしれない。ただこれは多分、アメリカに対して「銃規制を強化しろ」って言っているのと同じようなものだと思う。


 捕鯨も銃も、それぞれの国が持つ文化だから簡単にやめられるものではないし、賛成派・反対派どちらの意見も論理的で正当性があるんだもの。同じだよ。そもそも、その国の文化において、その行為が悪い事だと認識する事が不可能だよ。

 日本では調査捕鯨の名のもとに獲った鯨を市場へ出すし、アメリカでは銃乱射事件が起こるたびに全米ライフル協会によって「銃を持つ自由を主張する集会」が必ず開催されるという。
 批判を掻い潜る努力をしてまで、その行為を残そうとしてる。

 将来、例えば宇宙人と接触をキッカケに地球の国家が統一されて、国境が無くなったとしても、思想の境界線は永遠に無くならない、きっと。


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