2012年1月6日金曜日

ダークナイト・ライジングの本予告から思うこと


ダークナイト・ライジング 本予告 日本語字幕版が公開。


ヒッヒッハッッハッ!ヒッヒッハッッハッ!ヒッヒッハッッハッ!
ヒッヒッハッッハッ!ヒッヒッハッッハッ!ヒッヒッハッッハッ!
ヒッヒッハッッハッ!ヒッヒッハッッハッ!ヒッヒッハッッハッ!

 アン・アサウェイのセリフが突き刺さる。

 前作ダークナイトがアメリカで熱狂的に支持されたのは、シナリオが時代とマッチしていたからだという見方がある。すなわち「良かれと思って行動した事が、逆に新たな悲劇を生んでしまっている」ことは、アメリカにも共通して言える事だ。
 イラク、アフガンでの戦争は言うまでもない。そして、そもそもアメリカが世界各地に軍事基地を配備し、自国の宗教・哲学・思想・道徳を広めて(強制して)いる理由は、それがアメリカなりに正しいことだと信じているからだ。
 それなのにアメリカ人は、世界の国々から「身勝手」だとか「支配者」だとか言われている。(まぁ自分もそう思うが・・・。)なぜ理解されないのか分からず、アメリカ人はずっと悩み続けているんじゃないかな、と。(これだから一神教は・・・。)その悩みがバットマンの姿を通じて各人の心に投影されてしまったため、アメリカ人に支持されたというわけ。

 じゃあ今回のダークナイト・ライジングはどうか? アン・ハサウェイのセリフを聞く限り、「自分達の幸せばかり考えていると、いつかしっぺ返しが来るよ?」っていう文句が浮かんでくる。
 世界の富(あと核)の半分以上を独占する少数の先進国は、それをよく思わない連中からの報復に怯えているし、同様の構図が金融界のウォール・ストリート占拠にも現れている。前作よりも、世界の人々に理解されやすくて、良いテーマじゃないかな?



あー半年も待てない!






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