2012年1月17日火曜日

市民ケーンの価値


映画史上最高傑作とされる「市民ケーン」
なんと、70年前の1941年発表の作品。


先日初めてみたけども、かなり面白かった。
テンポよく話も進むし、サスペンスフルに展開するストーリー自体も優れている。
とても70年も前に作られた映画とは思えない。

 現代の映画に慣れてしまっている自分の立場からしてみれば、歴代映画No1とは必ずしも言えないと思う。オーソン・ウェルズが凄いのは、「世界最高の映画を作ったこと」というよりも、「1941年の時点でここまで素晴らしい作品を作り、後の映画に多大な影響を与えた事」ではないかな。
 発明で例えるならば、蛍光灯やLED電球が普及している現在でもエジソンが発明王として神格化されているのに似ている。この映画で表現されたものは、間違いなく現代の映画の基礎であり礎だね。

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